全館空調導入で悩まれている方は色々な、動画やブログを読み漁っているかと思います。私は結局全館空調を導入したんですが、悩んではいなかったものの、どのような意見がネット上で挙がっているのかどうか、参考程度に読んでいました。
皆さんもすべての意見を真に受ける必要はなくて、懐疑的に「こんな意見もあるんだ」程度に思って調べれば良いと思います。
私がこれからこの記事で書く内容も、あくまで私一個人の意見として参考にして頂ければいいかと思います。
全館空調は否定的な意見が多い
全館空調の導入を軸に私は注文住宅を考えていたのですが、ネット上では意外と否定的な意見が多いことに私は驚きました。しかし、否定的な意見の多くは実際に全館空調を体験したことのない人なんですよね。
住宅コンサルや現場監督とかそういう人のブログやYouTubeで、取り上げられ、8割は全館空調否定派です。
なぜなのか?
今回は彼らの言う意見を纏めてみて、実際に全館空調を体験している私が一つ一つにコメントしてみようかと思います。
導入コストが高い
殆どの意見が導入コストが高すぎるという意見。全館空調の機器は確かに高い。しかし、まあ快適なものを手に入れるんだから高いのは当然なのではないのでしょうかね?比較対象としては勿論エアコンを各部屋に設置したときのお値段。
しかし忘れてはいけないのが、トイレやお風呂、廊下、玄関までも意識せず一定の温度に保てることを考慮してほしいですね。
そのへんのメリットは別記事に詳しく書いていますのでご参照下さい。
車でも家電でも何でもそうですが、機能面などで最上位の機種を購入するのであれば高いのは当たり前であって、せっかく注文住宅で建てるのであればケチるところではないのでは?と思います。
そもそもの考え方として、もし戸建てを安く購入したいのであれば建売で良いと思いますし、コスパをとことん求めればいいのであれば戸建てなんて購入せず、今後価値が上がりそうなタワマンでも購入すべしかと!
私としても削れるところは削れば良いと思ってる派ではありますが、人が室内で生活する上での室温の管理は第一優先事項にしました。
私は家で作業することが多く、家に長くいたいと思っている人間ですので、全館空調を導入した今、作業効率がものすごく挙がっていると実感しています。
もしお子さんがいる場合は受験勉強は捗ることは間違いないとも思います。
そして、批判している住宅コンサルも言っちゃってるんですよ。「もしお金に余裕があるなら導入したい」と!私はそこまでお金ないですけど、優先的に導入し、その他の所で予算を削っています。
電気代が高い
我が家の電気代は32坪の冬場で1ヶ月18,000円くらいでした。
詳細をご覧になりたい方は以下のページからお読み下さい。
ネットで同じ家族構成で同じような面積の一般家庭平均の電気代は真冬で15,000円くらいという記事を見つけました。
私としてはまあやっぱり全館空調の方がちょっと高いのかなと思っていたんですが、
よく行く美容師さんにこの話しをしたら、「そんな安いわけない」と仰ってました。その人のご家庭は夫婦で美容師で基本的に家にいないのに電気代2万円くらいだったと言っていたので、全館空調は安いという話しで盛り上がりました。
皆さんは実際どうなのでしょう?人様のご家庭の電気代を聞くときってあまりないので、いまいち平均値がわかりません。
メンテナンス費用が高い
これは長く住んでみないとわからないので、なんとも言えませんね。ただ家のメンテ代として私としては毎月1万円ずつくらいなら貯金しようかとは思っています。ネットで調べてみてもだいたい皆さんも一ヶ月1万円くらいは貯金しているそうですね。
部屋が乾燥する
本当にネット上に良く書かれているのが
「全館空調の家は冬場は乾燥がひどい」
これは勘違いだと声を大にして言いたいのですが、もともと空気を暖めれば乾燥はするもんです。普通に皆さんの家も暖房付けたら乾燥してます。これは間違いありません。
つまり全館空調だから乾燥するのではなくて、部屋を暖めたら普通にどのような条件下でも乾燥はするものです。
結果としては加湿器を買えばいいだけですね。
個々の部屋で温度調整ができない
結構多くのメーカーが±2度くらいであれば各部屋での温度調節が可能としています。確かに各部屋に温度を調整できるコントローラーは付いてますが、温度を調整したところでそこまで温度差の実感を受けないなと思ってます。
ニオイが循環する
私の妻の最近の得意料理はガパオライスでナンプラ―を大量に使用し、出来上がりは非常に臭いですが、上階の部屋までニオイが届くなんてことはないですね。せいぜい階段くらいまでです。
音がうるさい
全館空調機器の駆動音ですが、全く気になりません。エアロテックの場合は1階の半畳程のスペースを置き場所として必要となります。
玄関横、リビング横に置いてあり、基本的に我が家では無音で生活してますが、駆動音が気になるということは今までで一回もないです。非常に静かです。
ダクト内のカビ
全館空調をとめてしまうとダクト内にカビが発生する?そーなの?まあそうなのかもしれません。常に稼働させてくださいと言われましたが、ただ我々の場合は1ヶ月くらい台湾に行くこともあったりするので、旅行時家をあけるときはどうするんですかと聞いたところ、別に切っても良いと。ただ換気だけは点けて置いてくださいとのことです。
エアロテックフィットは空調の切り替えは暖房、冷房、除湿、送風、停止と分かれており、
換気のボタンも別で強、弱、停止とあります。
写真を御覧ください。
家の中の空気を循環させるために換気は基本的には強の設定にしています。これによりダクトにカビは発生しないと思います。
フィルターの虫
ネットで調べると外と中をつなぐ箇所にフィルターを設置しているようで、そこに虫が溜まり掃除するときに気持ちわるいという説明がありましたが、三菱地所ホームのエアロテックにはたぶんその箇所はないはず、、、だって入居時に説明された記憶がありませんからね。そんな重要なことがあれば予め教えてくれたはずです。だから安心していただいて大丈夫です。
故障時
故障時においての費用ですが、これは私も心配しております。何しろ全部屋の心臓部がダウンすることを意味しますからね。エアロテックは10年の点検サポートがついており、1年に一回、メーカーのエンジニアさんが機器を点検してくれて、フィルターを交換してくれるので、私としては安心しています。恐らく10年はもつんじゃないかなと。またエンジニアさんに聞いたところ、取替えるにしても、機器すべてということではなく、故障した箇所のパーツを交換するということが多いそうです。流石に20年とか経てば全部交換することはあるにしても、20年後は機器のアップデートもあるから電気効率もよくなるかもしれません。ということも言われました。
まとめ
今回は全館空調のマイナスイメージを払拭するべく書いた記事になりますが、あくまでこちらは三菱地所ホームのエアロテックフィットに実際に私が住んでみての意見になりますので、参考程度に読んで頂ければと思います。
私のブログを読み、三菱地所ホームに興味を持って検討していましたら、ご連絡ください。オーナー様からのご紹介割引なるものがあるそうですのでご活用ください。大きい金額ですからたとえ数%の割引でもかなりの足しになるはずです。
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